メンズファッションのコーディネートを考える際によく使われるキーワードである「差し色」。この差し色コーデとはワンポイントのアクセントカラーを差し込む、万能おしゃれテクニックのことです。
そんな差し色コーデですが、このアクセントカラーは小物にて取り入れられることが多く、中でもソックスはアクセントカラーに最適のアイテムとして有名です。
今回は5つの厳選おしゃれコーデとともに誰でも簡単にカラーソックスをアクセントとしたスタイル作りができるように着こなしポイントを徹底解説していきます!
ベージュシャツ×ショートパンツ×イエローソックス
引用元:kaya01
こちらのメンズコーデでは黄色のソックスが使われていますが、トップスやボトムスはモノトーンに近いシンプルカラーのアイテムでまとめています。このように落ち着いた色味の中にカラーソックスを取り入れて差し色コーデを作るのが基本的なポイント。
また、カラーソックスを存分に活かすためのアイテムとしてショートパンツは外せません。近年のトレンドでは夏だけでなく、春秋にも使われることが多く、シティボーイのための街歩きアイテムとして定着してきたショートパンツ。こちらの記事での着こなしを解説していますので、興味のある方は是非こちらもご覧ください。
オレンジニットキャップ×ショートパンツ×オレンジソックス
引用元:idakawear
続いてもショートパンツを使ったこちらのメンズストリートコーデ。オレンジのソックスを採用していますが、少し応用的な色合わせテクニックとしてニットキャップにもオレンジを取り入れています。
差し色コーデにおけるアクセントカラーは、決して1つのアイテムのみで使った方がいいというわけではなく、このようにコーデ全体に対する色面積が少ない小物同士で色を合わせて使うのはカラーソックスをより上手く使うための必須テクニックの1つです。
青キャップ×ブルーシャツ×ブルーソックス
引用元:tomato9
続いては青ソックスをパンツの裾から覗かせて差し色として活用したストリートコーデ。先ほどの例と同じく帽子で同様のアクセントカラーを取り入れていますね。
ここでのポイントはトップスに同系色かつ色味の薄いブルーを取り入れていることです。差し色の他に同系色という言葉をよく聞くと思いますが、このように小物において濃い色を使う場合、トップスやボトムスなどの面積が大きい部分には淡い同系色を使うことで、バランスの取れたワントーンコーデが作れます。
緑キャップ×緑Tシャツ×ベスト×グリーンソックス
引用元:idakawear
続いてはモードなイメージのある緑ソックスを使った例ですが、サンダルの隙間から色を覗かせていますね。パンツの丈を短くする以外にも、このようにサンダルを使えば手軽にアクセントカラーを覗かせることができるためオススメのアイデア。
また、このコーデでもソックス以外で同色のアクセントカラーを使っていますが、特徴的なテクニックはTシャツにベストを重ねることで色面積を調整していること。差し色は全体に対して少ない面積で取り入れるのが適しているため、このようにレイヤードで面積調整ができるようになるとコーデがレベルアップします。
ブルーストライプシャツ×ブラウンソックス
引用元:kyou0622
最後に紹介するのは同系色の他に相性が良いとされる補色を上手く考慮したスタイリング。ブラウンのソックスに反対色であるブルー系のシャツを合わせています。
単純にカラーソックスコーデといっても、ここまで紹介したように補色・同系色・全体のカラーバランスなどを理解した上で、よく考えてコーデを決めることでぱっと見の印象がガラッと変わりますので、ぜひ意識してみましょう!
カラーソックスを使った差し色メンズコーデの着こなしポイントまとめ
- ショートパンツ・サンダル・丈の短いパンツでソックスを活かす
- コーデ全体に対する色面積が少ない小物同士で色を合わせて使う
- 補色・同系色・全体に占めるアクセントカラーの割合を意識する
最後にポイント・テクニックをまとめましたが、これらを意識すると簡単にトレンドのカラーソックススタイルが実現できます。ストリートコーデからモードスタイルまで幅広く活用できるテクニックなので、ぜひ日頃のコーデに取り入れてみましょう!